skysan's programming notebook

コーディングして思ったことなどを気ままに

進捗管理をExcelでしないでください。

過去残念だったプロジェクトの進捗管理の話です。

以前携わっていた開発案件が見事に炎上した時の話です。

この案件では、進捗管理Excelで行っていました。

 

Excelで管理はやめてください。 

Excelでの管理方法にもいくつか手法があると思いますが、この案件では最終的にガントチャートで管理するようになったみたいです。えぇ、手動編集で(白目)。

 

Excelガントチャート)での進捗管理の嫌な点を先にガンガン上げていきます。

  1. 手動編集が辛い。(変更がある度に、セルに色を塗り塗り)
  2. 自分の作業担当が見辛い。(フィルターはあるが、Excelが入ってないPCでは動かない)*1
  3. 誰が何の作業を行っているか把握しにくい。(作業完了時にセルを塗り塗り)
  4. 正しい作業実績が残らない。(やった・やらない戦争勃発)
  5. 編集履歴が残らない。(誰が何の項目を編集したかわからず、再編集するはめに)
  6. 結局印刷するとずれる。
  7. 作業項目の詳細が見ただけではわからない。(関連資料が管理できない)
  8. デグレが起こると、管理崩壊。

その他にも管理する項目が増えて行くと、全体を見渡すのも一苦労とか、毎日全員分を紙に印刷するとか、諸々ありますが、個人の感想から言わせてもらうと、不毛でした。編集する方も見る方も辛いですよ、これ。

 

良い点?印刷ボタン押したら、だいたいその通りに出力されることじゃないですかね。印刷してみるまでわかりませんが。

 

 管理ツール使おうぜ。

案件から離れた後、不毛だなーと思いながら、管理ツールを漁っていた時に出会ったのが、Trelloでした。

Trelloはカンバン方式Todoリストを用いたwebサービスです。

だいぶメジャーなので詳細は省きますが、主な利点としては、

  • UIがシンプル
  • ドラッグ&ドロップで進捗管理できる
  • 各タスクにリンクやファイルが添付できる
  • ドラッグ&ドロップ時に履歴が残る
  • チームで使えて、タスクを割り当てられる
  • 各Todoに詳細やチェックリストがあて、タスクの細分化が可能
  • デスクトップ通知
  • もちろん、締め切りも設定できる

まさに痒いところに手が届くツールです。

Chrome拡張機能ガントチャートと作れるとな(歓喜)。

 

あくまで一例ですが、プロジェクト管理ツールはたくさんあるので、セルを塗る手を止めて見てわ。

*1:自分のPCにExcel Viewerしか入ってなかったので。