過去残念だったプロジェクトの進捗管理の話です。
以前携わっていた開発案件が見事に炎上した時の話です。
Excelで管理はやめてください。
Excelでの管理方法にもいくつか手法があると思いますが、この案件では最終的にガントチャートで管理するようになったみたいです。えぇ、手動編集で(白目)。
Excel(ガントチャート)での進捗管理の嫌な点を先にガンガン上げていきます。
- 手動編集が辛い。(変更がある度に、セルに色を塗り塗り)
- 自分の作業担当が見辛い。(フィルターはあるが、Excelが入ってないPCでは動かない)*1
- 誰が何の作業を行っているか把握しにくい。(作業完了時にセルを塗り塗り)
- 正しい作業実績が残らない。(やった・やらない戦争勃発)
- 編集履歴が残らない。(誰が何の項目を編集したかわからず、再編集するはめに)
- 結局印刷するとずれる。
- 作業項目の詳細が見ただけではわからない。(関連資料が管理できない)
- デグレが起こると、管理崩壊。
その他にも管理する項目が増えて行くと、全体を見渡すのも一苦労とか、毎日全員分を紙に印刷するとか、諸々ありますが、個人の感想から言わせてもらうと、不毛でした。編集する方も見る方も辛いですよ、これ。
良い点?印刷ボタン押したら、だいたいその通りに出力されることじゃないですかね。印刷してみるまでわかりませんが。
管理ツール使おうぜ。
案件から離れた後、不毛だなーと思いながら、管理ツールを漁っていた時に出会ったのが、Trelloでした。
Trelloはカンバン方式Todoリストを用いたwebサービスです。
だいぶメジャーなので詳細は省きますが、主な利点としては、
- UIがシンプル
- ドラッグ&ドロップで進捗管理できる
- 各タスクにリンクやファイルが添付できる
- ドラッグ&ドロップ時に履歴が残る
- チームで使えて、タスクを割り当てられる
- 各Todoに詳細やチェックリストがあて、タスクの細分化が可能
- デスクトップ通知
- もちろん、締め切りも設定できる
まさに痒いところに手が届くツールです。
Chromeの拡張機能でガントチャートと作れるとな(歓喜)。
あくまで一例ですが、プロジェクト管理ツールはたくさんあるので、セルを塗る手を止めて見てわ。